後方型支援 ~ゴルフ~

通所リハビリの利用者さんの
自主的な活動を後押しするために、
スタッフが後方支援に回ることもあります。
 
23日土曜日、半日の仕事を終えてから、
久しぶりにゴルフの打ちっぱなしに行ってきました。
 
介護保険枠で提供するサービスとは違って、
場所も時間も広がります。
 
いつか、障がい者ゴルフ大会などに参加できればすごいなあと思いつつ・・・
 
以前に片麻痺の利用者さんが言ってくれていました。
元気なころのように打ちたいと思ったらしんどくなる。
新しい価値観の中でできる楽しいゴルフもあると思う。
 
ゴルフのゴの字も分からないスタッフのために、
ゴルフ講座を開いてくれたこともありました。
基本中の基本編の用語やプレールールやマナ-講座。
 
 
サンピアセリーズの打ちっぱなし練習場に行き始めて1年とちょい。
メンバーは入れ替わったりもしてきました。
 
今までは脳卒中片麻痺の方が最も多かったのですが(たまたま全員左片麻痺の方)、
昨日は初めて脳卒中以外で、腰痛もちの男性が参加。
 
なるだけ正確に打ちたい方や、
なるだけ遠くに打ちたい方、
障がいをもって初めてゴルフをやってみている方もいれば、
元気だった頃のようにはいかず足が遠のく方も。
 
ゴルフという非日常的なものではありますが、
ゴルフへの向き合い方は、意外と普段のライフスタイルや考え方と一致するものです。
 
このゴルフの後方支援の到達目標は決めていません。
参加されたメンバーの方から何らかの声があるよう、
影武者のような関わりを続けていけばそのうち何かおもしろいことがあるかな~、と
おもしろい事がないとしても、こうやって暑い中を打ちっぱなし場までゴルフをしに出てこようとすること、
その時点でその方は日常からひとつ先へ、自分から手を伸ばしていますので、
それはすごいことだと思っています。
 
イメージ 1
利用者さんが休憩中、スタッフもちょっと打ってみてます。
前に飛ぶか、飛ばないか。
振ってもボールがそのまま動いてないことも。
 
見かねた利用者さん、上の写真はスタッフに監督指導中。
ご指導をいただいたスタッフ、
前に飛びはじめた。
と思ったら、調子が上がってきて、80ヤードくらいは飛ぶようになっていました。
 
 
イメージ 2
腰痛持ちの利用者さん。
腰のねじりが加わった時にどうかな・・と思っていましたが、
加減をしながら徐々に振りかぶるようにしていき、
腰の機嫌を上手にとりながら打っていました。
 
ゴルフの練習日を増やして着実に進めていっては?
ミニコースくらいなら出れると思うよ?
 
そんな提案が男性から挙がりながらの、また今度、です