8月は更衣動作を極めています!

みなさん、こんにちは!!
いよいよよさこいが始まりますね~!高知を盛り上げてくれる踊り子のみなさん!炎天下の中ですが、がんばってくださいね~!!応援しています


さて、
前回、通所リハビリのニュースレターでも紹介があったように、8月は更衣動作強化月間として取り組んでいます。
今回の目的は更衣動作が自力で行えるように
メンバー構成は脳卒中後の片麻痺利用者さんに限定、頻度としては週2回・30~40分程度の枠で全8回コースとして進めています。
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メンバーに挙がった方は、以前より馴染みの関係でもある男性2名
これを機にと、ご本人達もやる気をみせてくれています!

8月6日、8日と2回実施した取り組みの報告をしたいと思いますね~
第1回目は、お互いの困り事共有日としました。
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現段階での動作状況報告や動作チェック表を用いて、ご自身でできる部分・難しい部分の確認を行い、改めて日々の更衣動作を振り返る作業を行いました。
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 1日の中で行う更衣動作の回数・よく着る洋服の形状や生地・季節によっても、更衣動作の難易度は様々ですよね。‘昔お気に入りの洋服も、体の動かしにくさから着脱が難しくなってしまい、お気に入りの洋服を諦めて着易い洋服を選ぶしかない’という方もいlらっしゃいました。
 今回は、各々の衣類を着替えやすいように工夫していけないかという観点からも一緒に考えていく予定...
が!!
 さっそく、その方がよく着られている作務衣のリボン部分を、片手で出きるようにボタンを着けてきてくれていました!ボタンを着けてくれたのはご家族ですが、スタッフ間との話の中でひらめき、ご自身で手芸店へ出向き、購入してきたそうです。さすがの行動力自ら動き始めている姿が、とてもたのもしく感じた時間でした。
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改めて動作を振り返ってみると、
■毎日自分でがんばってても、肩でひっかかる・後ろで服がまいくっちゅうという点が改善できない。
■1人で出来る部分も家では服の準備から着る所まで全て奥さんまかせ。
とそれぞれの意見がでました。
それに対しては、奥さんに対して「お~い。」と助けを呼ぶ事も減らせるようにと、誓い合いました(笑)

第2回目は、1回目に出た困り事・強化ポイントに対しての実践練習を行いました。
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お互いの着替え動作を確認していきながら、
「ここはこうすれば?」 「こうやってやりゆうで。」
等、スタッフが伝えるばかりではなく、お互いにポイントを見つけながら声を掛け合っていました。

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次回は、
更衣動作を自立している脳卒中後の利用者さんから、動作の工夫点等を伝授していただく回となっています。

お気に入りの洋服を自分で着替える事ができると、外出する事も楽しみのひとつとなりますよね~
お2人のやる時はやったる精神とわき合い合いとした力も借りながら、一緒に高め合っていきましょう!

※写真掲載においては、利用者様の了承を事前に頂いています。
作業療法士 金子恵理