金曜日の定食屋さん

  今日の通所での活動をご紹介します
 
 今日は月一回の調理、その名も 『金曜日の定食屋さん』です。この小グループは女性のグループで、以前は調理を行っていたが、現在は自宅での調理が少し遠のいている利用者さんが先ずは、自宅でご飯を炊くことや、簡単な調理を行うことを目標に、1人ではなくグループで練習するといったことを目的に発足したものです。
グループ名も自分達で決めて、調理の内容も季節の旬の物を使って行うなど、主婦のアイディアを参考に行っています。
 今日は、①山菜のおこわ ②竹の子のあえものを作りました。今が旬の食材を使って
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  みなさん、細かく材料を切って、おこわの下準備をしています。
なかなか、立位の姿勢を保つことが出来なかった方も、この調理に参加する事で作業に夢中になり、立位保持に繋がることも実践のいいことだと思います。
 もちろん、日頃体操に参加してくれているのも筋力アップに繋がっているのですが。。。




 
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 片麻痺があって、包丁を使うのを躊躇していた方もグリップ付きの包丁を使うことで、調理に参加出来ています。みなさんで声をかけあって作業の分担しながら調理できるのもグループならではの活動です。


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    具沢山、山菜おこわが美味しく炊けますように

 
 今日は竹の子のあえものも、酢味噌にぬたと二種類の味を作ってくれました。これも昔作っていた事を思い出しながら味を調整してくれていました。
 出来上がった後は、他の利用者さんに振舞ってくれていました。


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 金曜日の定食やさんは、月一回の調理が終わると、次週には調理の振り返りに加え来月の献立を話し合います。それから、調理の前週には行ける範囲で買い物に出かけるようにしています。買い物に行くのも外出の練習として行っています。最初は不安だった方も少しずつ練習をすることで自信にも繋がり、自宅での簡単な調理が行える様になっています。 また来月の調理を話し合いながら進めていきたいと思います。
  ご馳走様でした
                  
                                      通所スタッフ  宮地真樹