マット運動もしています!

こんにちは
5月に育休が明けて復帰し、訪問リハから通所リハへ異動になった森です
気がつけば9月も半ばを過ぎ、朝晩は涼しくなってきましたね
通所リハでも利用者さんから栗のお届けものがあったり、鈴虫の声が響いていたりと少しずつ秋を感じています。
かと思えば、日中はぐんぐん気温も上がり、外に出ると汗だくですこの寒暖差に体がついていけず調子をとりにくい時期ですので、くれぐれもみなさん体調管理には気をつけて下さい!!
 
さて、通所リハでは様々な活動を曜日ごと月ごとに提供していますが、今回はそのうちの一つ、マット運動を紹介します
『マッティングクラブ』『スマイルクラブ』『女子会グループの床上動作』それぞれ曜日によって名前が異なりますが、筋力や柔軟性向上、床上動作の確立などに課題がある方々が集まり小グループを作っています

例えば・・・
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Aさん
家庭内役割であるゴミ出しを継続していくために腰痛の緩和が課題。腰痛予防として股関節周囲・体幹筋の強化と自宅でできるストレッチ運動メニューの指導定着を図っています。
 
Bさん
自宅でも通所リハでも運動量が少ない中、馴染みの利用者さんと行うことをきっかけに最近ではマット運動に自発的に参加されるようになりました。自宅での課題として、食後の下膳や片付け、自室の掃除機かけが挙がっていましたが、習慣化することが難しい状況でした。マット運動を実施する中で運動の必要性を感じ、現在では毎日の役割として担えるようになり、活動量が上がっています。
 
 
小グループで行うことの効果としては、まずは交流の場面になり、そこから情報の伝達や助言が生まれて共有が図れたり、「なるほど、こうやってみたらいいか」「これでいいのか」と気付き、自信に繋がることもあるかと思います。あとは、互いに刺激しあい「あの方も頑張っているから」と意欲を保っていただくことも狙いです。
実際、スタッフの声よりも利用者さん同士の交流場面はとても貴重と感じます。
 
必要に応じて個別対応もしています
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Cさん
現在は、ヘルパー同行で買い物に行かれていますが、一人で買い物に行けるようになることと麻痺側上下肢の自己管理ができることが課題。行動範囲の拡大に伴う万が一の転倒対策と自宅での自己ストレッチ習得するために実施しています。
 
各々の生活目標の達成に向けて、主体性を持って取り組んでいけるようにサポートしていきたいと思っています

通所リハビリ
作業療法士 森 瑠美