4年目の通所リハ

開設後、通所リハも4年目に入りました。
止まらず、日々進化していきたいところです。
 
身体機能を高めるためのトレーニングのみの提供では、
利用者のみなさんがその方らしさを取り戻していくためのリハビリテーションを考えると不足を感じます。
 
やはり、社会の中で、家庭の中で、どこかの集まりの中で、役割をもつこと、
必要とされること、喜びがある生活を送ることができること、
そう思って生活ができること。
それぞれの形を見つけていく段階をご一緒させてもらう事が自分たちの仕事と思っています。
 
 
さて、めったに更新できてないこのブログですが(いつもこんな事を書いていますが)、
少しずつ日々の様子をお伝えしていきたいと思っています。
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先々週の写真からご紹介します。
 
この日は手打ちうどんが活動メニューに入っていました。
4階のベランダで育ったゴボウと人参を収穫し、けんちん汁風のうどんができました。
収穫して食べるのはあっという間ですが、種から育てたゴボウと人参でしたので、
それなりの時間と手間はかかっていて、みなさんから色んな感想をお聞きしながらの試食タイムとなりました。
 
最近では、男性の利用者さんがこのような活動に参加される機会が増えています。
非日常的なこと、やったこともないこと、興味があるわけではないことに、
何かしら感じる事があって参加されることもあるんじゃないかと思います。
通所リハでのこのような参加の形が、みなさんそれぞれの生活の変化の第一歩にしていただけますように。
 
アンテナを張り、アイデアを出し、気付きを共有することの強化が今年度のスタッフの課題でもあります。
 
4年目の今年もどうぞよろしくお願いします。
 
 下 村