寒い日のたこやき

真冬の寒さが続きますね
普段なら、朝晩はマイナス気温まで冷え込んでも昼間は比較的穏やかに過ごせる高知ですが、
ここ2~3日は昼間でも本当に寒いですね。
利用者のみなさんも、寒さのため身体が動きにくく苦戦されているようです。
 
南国高知でもこのような状況ですから、
積雪や凍結で路面の状態が常に悪くなってしまう場所でお住まいの方たちは、
冬を健康に乗り切るのがどんなに大変かとお察しします。
 
 
さて、通所リハでは寒い中ではありますが、近隣~少し足を延ばす外出支援を続けています。
今日は公共の乗り物を利用する練習として路面電車に乗り、県庁前の木曜市まで。
この寒さで「今回はやめておく」という利用者さんが多い中、
それでも2名の方が防寒対策バッチリの格好で参加されました。
 
一方、建物の中では最近導入したばかりの【南国高知へ来てみいや体操】をしたり、
マシントレーニングをしたり、
ホットケーキを焼くグループがあったりでいつものように過ごしました。
【南国高知へ来てみいや体操】は、県立安芸病院のPTさんと看護師さんのご協力をいただき、
1月から導入させていただいています。
安芸病院の方々にはまた改めて経過報告をさせていただきたいと思っていますが、ひとまず、順調です。
 
実は、いつか、みなみの風オリジナルの体操を生み出したいと企んでます。
作詞・作曲ももちろんして、楽しく、効果的に、継続的に。
来年度の企みとしておきます。
 
 
下の写真は数日前のもの。
この日はたこやきを焼いてます。
 
イメージ 1
 
写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかどうか、
院長も楽しげにたこ焼きをひっくり返しています。
 
通所リハビリは介護保険サービスの中でも医療系サービスに位置付けられており、
医療保険のリハビリと同様、医師の指示のもとで行われます。
これは意外と知られていない部分です。
 
みなみの風では、オリジナルスタイルとして、
医師が回診風というか、巡回風というか、
とにかく通所リハに足を運んで、必要な情報のやり取りをスタッフと行い、
あらかじめ定めた利用者さんのもとへ行き、身体状況やリハの進捗状況を確認します。
 
でも、どちらかというと、
写真のように、食べ物の側に居ることが多いようにも思います。
 
利用者さんの状況を把握するにはこのような日々の巡回とコミュニケーションが欠かせないと思っていますが、
よりしっかりと把握させていただいて通所リハビリ計画に反映をさせていただくために、
定期的に受診もしていただいています。
リハビリ的な視点での診察です。
 
こういう事は、特に制度上の定めがあるわけではないので、
利用者さんにとっていいと思える方法をやってみながらまた見直して、を繰り返しています。
 
訓練士のリハビリがあるから通所リハビリ、
運動がしっかりできるから通所リハビリ、ではなく、
滞在時間中のすべてのサービスがリハビリテーション、であれるよう、しくみ作り中です。
 
仕込みの段階をあらかた終えて、そろそろ熟成に・・・ 
 
 下 村