陶芸

毎月1週間程度の陶芸週間を設けています。
 
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今日は数名の利用者さんが参加され、
 
Aさんは事前にイメージした通りに、プラスチックのお皿で型どりをして、モミジや山椒の葉をあしらい、高台もつけて完成。大皿ができました。今日のために、随分前からもみじの葉を準備されていたAさん。乾燥して少ししわくしゃになると水に戻してタウンページに挟み、今日はバッチリきれいなモミジを貼り付けてご自分流のアレンジを楽しまれました。
 
BさんはAさんに分けてもらったモミジで中皿を創作。お刺身なんかを乗せるのにグッドです。
 
片麻痺のCさんは毎朝食卓で納豆を混ぜるのに最適なお皿がない、ということで、自作。納豆がこぼれないで済むように、ヘリを程よく高く、程よく返してました。
 
みなさん、あれこれと考えながら実用品を作られています。
土をこねたり(かなり力が必要)、伸ばしたり(これもかなり力が必要)、土の感触をつかみながら形を作っていく作業の中で、姿勢は立位も座位も使えますし、両手動作も自然と入ってきます。創作に集中する時間もいいですし、完成品が実用品として使うことができるとなると更にいいですね。
 
月に一度は元職員のST北村さんに来ていただいて、北村さんのライフワークである陶芸を教えてもらっています。あさって18日にお待ちしております。北村さんのおかげで、釉薬をつけて焼いてくださる窯元さんのご協力もいただいて、陶芸もなかなか長続きしていて人気の選択メニューです。
 
そして利用者さんがぽつり、シーサー(沖縄の守り神)を作ってみようか、と言われていたので、それも楽しみです(わたしも作りたい)。
 
 下 村