オリロー!
オリローは緩降機です。
ゆっくりと降りる機械、と書いて緩降機。
みなみの風診療所は、
一定の防火管理が必要な防火対象物ですので、
消防計画の策定や定期的な点検・避難訓練などを行っています。
今日はその一環で
オリローの扱い方をお勉強。
高知市中消防署江の口出張所から4名の消防隊の方が
でっかい消防車で来てくれました!
オリローは、
窓から出したアームに吊るされて降りる避難器具です。
ゆっくりジワジワ降りるように滑車が自動的に調整をしてくれます。
で、スパイダーマンのように、
壁を手で押さえながら降りるのです。
消防隊の方がデモしてくれました。
4階の窓を乗り越え、
いとも鮮やかに、
シャーッと降りて行きました。
予想よりも落下スピードが速くて、
下をのぞきこむスタッフ、
・・・話がちがう・・・
しかーし、
これはやはり有事の時に使えるようにしておく必要があるので、
実際に使ってみることが大事…
で、いつの間にか院長自ら買って出た!!
ひゃー
いいのですか。
死なないでね。
みんな、おまんま食べれなくなるから・・
と思ったのは私だけでしょうか。
でも無事生還。
よかったです。
そして・・・
次は寺尾さんが押し出された!
いってらっしゃい
わたしは記録を残すため、1階でカメラを構えて待つことに。
おっ、
出てきた出てきた。
が、
← この体勢のまま、固まった!
よく聞こえなかったけれど、
何やら必死で訴えている様子。
う~ん・・・こちらは
デジカメの充電が切れそうだ。
急ぐのだ、寺尾さん。
というわけで、下に降りてくることはなかったのですが、
勇気を振り絞った寺尾さん、お疲れ様でした。
「今頃になって手が震えてきました」と言いながら帰宅していきました
東北の震災でも勉強させてもらったのもあって、
もしもの時に備えて、診療所では水や非常食や、防寒シートや簡易トイレやラジオなどを
少しずつ揃えていっています。
来週は火災を想定した避難訓練の予定です。
目指せ、TDLの危機管理!です。
江の口出張所の消防隊のみなさん、今日は貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。
下村