6月13日(土)は休診
2020年6月13日(土) は、都合により休診いたします。
外来診療及び通所リハビリ、訪問リハビリすべてお休みをいただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
院長 今井 稔也
新型コロナウイルスは今、、
最近台湾やドイツなど海外から、Cov19は発症から1週間程度は感染力があるものの、それを過ぎると、濃厚接触をしても感染は起きない、という報告が多数でています。これを受けて、日本はこれまでPCR検査が2回続けて陰性にならないと退院できない、という基準でやっておりましたが、5月末には、発症から14日間経過していて、かつ3日間症状が全くなくなっていれば、PCR検査をしなくても退院してよい、という基準に変わりました。 これにより、全く症状がないにも関わらず、PCR検査で陽性が出ているがために、1カ月も2か月も退院、退所ができなかった方々が、自宅に帰る事ができるようになりました。
実際Cov19は、発症前2日ぐらいから感染力が出現し、発症後(8割は風邪症状で終わる)1週間程度で感染力がなくなってきています。 また感染初期にIgM抗体が上昇しはじめ、その後2週間程度経過すれば、感染の既往を証明するIgG抗体が上昇し始めます。
つまり、感染者は、病状が落ち着いて、肺炎などにはもう移行せず、かつ他者にCov19を感染させない、という事がおおむね満たされる為に、退院をしています。
これを考えると、昨日全く症状がなく、元気な野球選手から、IgG抗体が見つかったという事は、かなり前に感染していた(症状がなかったので、不顕性感染と思われます。)ものの、すでにIgG抗体が出現している状態であり、飛沫させるような激しい咳嗽などもない為、他者に対して感染させる危険性がある、という事は、ほぼないように思われるのですが、、。 ただこれに加えて念のためにPCR検査を施行した所、弱いものの陽性反応がでた、という事で入院になっています。
そもそもPCR検査で陽性だった有症状の方々も、症状がなくなり発症から14日経過とともに、3日間無症状であれば退院できています。ここにはPCR検査は含まれません。なので、このPCR検査の結果をふまえて野球選手を入院としたのは、まだどういう経過を起こすのかがはっきりしていないから、念のために、という事なのでしょうか。
このPCR検査陽性も、反応は弱いようですので、疑陽性の可能性もありますし、また感染力のない死んだウイルスを測定している可能性も示唆されています。
感染が拡大し、それに伴って大勢の方が死に至る、という事は避けなければいけないと思いますが、毎年インフルエンザでは、5000人から10000人近い方がお亡くなりになっています。世界でも同じです。 これに対してCov19は、今900人規模です。
殺傷能力はそれほど高くはないこのウイルスと、今後は1年を通してうまく付き合っていかれないか、そうする事で街の活気ある生活を取り戻し、スポーツの祭典や劇場での演劇などを楽しむことができるようになり、人々の意識が、「それ程恐れなくてもいい」というようになってもらえたらと願うばかりです。
新型コロナウイルスの感染状況Ⅰ
2020年6月1日現在の状況
現在終息の兆しをみせつつある新型コロナウイルス(以下Cov19と略する)の特徴や、日本、世界の状況についてです。Cov19は血管の内側の細胞(内皮細胞)を傷つけ、それによってかさぶた(血栓・血のかたまり)ができる事があり、それによって血管が詰まり、種々の合併症を生ずる事が言われています。 ただ、重症化する事ばかりに目がいきがちですが、8割は軽症で治っています。
また致死率も諸外国とは異なり、日本、中国、韓国、台湾といったアジア各国の致死率は人口100万人あたり3-5人に対し、欧米諸国はその100倍以上の死者が出ています。 欧米諸国での致死率を無視するわけにはいきませんが、日本を含めアジア諸国の致死率が低い要因としては色々な事が考えられます。
①BCGの接種(結核の予防注射は日本は1951年から継続して接種しており、アジア諸国も接種していますが、アメリカ、イタリアは未接種、スペインは30年以上前に中止しています。またヨーロッパ諸国も20年以上前に接種を中断しています。)
②ヨーロッパ、アメリカの白人と、アジア諸国の人種の違い、遺伝子の違い
(ウイルスは宿主に感染し、宿主の遺伝子を借りて増殖、コピーを作る)
③清潔面に対する意識の違い
マスク着用の習慣、手洗い・うがいの習慣が日本には定着していた。
握手やハグの習慣が、日本などにはあまりなじんでいなかった。
日本は靴を脱いで室内に入る生活様式だった。
(靴に付着したウイルスを持ち込まない)
④流行したCov19ウイルスのタイプの違い
などが言われていますが、はっきりとした事はまだわかってはいないようです。
通所リハ ニュースレター5月号!
通所リハビリのニュースレター5月号のご案内です。
・通所リハビリの利用を自粛されている利用者様に向けた取り組みについて
・お花見や桜染めの活動報告
・空き状況
などについて掲載いたしました。
まだまだウイルス感染予防対策に気が抜けない状況ですが、今通所リハビリにできることを懸命に考え、取り組んでいます。パソコンクラブのメンバーの方を中心に、オンライン体操にも挑戦してみました!画面を通して久しぶりに顔を見ることができ、笑顔も広がりました。早く安心して過ごせる日が来ますように。
ベランダ リニューアル中!!
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
最近の通所リハビリでは、10年分の汚れをキレイにしているところです✨
床は3年前ぐらいに塗りなおしましたが、鉢の移動などで塗装が剥がれ剥がれに…
その、床下も何とか板を切ったりしてようよう持ち上げると
土や藁など隙間から落ちたものがどっさりΣ(・ω・ノ)ノ!
ビフォー アフター
まさに、「なんということでしょう!!」(某番組の音楽が流れてきそうな…)
水を流すと排水溝も詰まってました…土が溜まっていたのが原因で、掘りだしたりして無事に水が流れていきました🎉
他にも様々な作業があり、利用者さんと一緒に取り組んだ工程をご紹介したいと思います。
2段の棚の組み立て作業
リニューアル後の見栄えも考え、材料を購入して一緒にしました。
大工の仕事をされていた方なのでスムーズに組み立てることが出来ました🔨
2段の棚の塗装
2段の棚は全部で4つ、それに加えちょっとした作業台も隅々まできれいに塗ってくださいました。
4段の棚の防水加工
4段の棚もだいぶ朽ちてきていたため解体し、板のみ買い換えましたが劣化を少しでも抑えるために防水加工の塗料を3回ほど塗りました。なかなか意欲的になれない方も「塗るだけなら…」とスタッフと一緒に取り組まれていました。(*'ω'*)
床の塗装
ぼろぼろになった塗装もきれいに☆
したことがないけれども…と言われていましたがとてもていねいに塗られていましたよ!
片麻痺の利用者さんも作業の途中で「手伝おうか?」と声をかけて下さり参加。
自主トレの成果もあってすごいバランス✨
そして蜘蛛のように体制を保ちながら板と板の隙間を塗るスタッフ
おかげでより見栄えがきれいに✨
たくさん利用者さんに手伝っていただいたり、作業中のスタッフを見かねてアドバイスをくださったりして本当に助かりました。
来週はもう2度目の床塗りを実施してひとまず作業は完了予定です!!
ベランダのリニューアル後は各曜日ごとにプランターを分けて野菜などを育てていきたいと思っています。利用者さんの知恵もいただきながらおいしいものを作っていきたいと思います。
通所リハビリ 介護福祉士 山本風子