花泥棒の意味

クリスマスが近づいてきて、
診療所のあちこちにクリスマスアイテムが増えて、雰囲気が出てきました。
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糊にも季節柄、クリスマスバージョンがあるのかないのか、
緑と赤でクリスマスカラーがあるんですねえ。
 
通所リハの利用者さんが寄せ植えを2鉢作ってくれて、
ひとつは1階の玄関前(屋外)に置きました。
「鉢ごと持っていかれたりして・・」と思ったけれど、
そんな心配をしないでいいこの地域でありますように、という願いもあって、置いたのですが。。。
 
玄関に置いて5日目くらいの朝、
こんなになってました。
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白のシクラメンと、ジュリアンの苗が消えてました。
 
利用者さんがせっかく植えてくれた鉢だったのに。
 
盗っていく人、いるんですねえ。
いたずらなどではなく、確信犯だと思われます。
鉢周辺に土がこぼれることもなく、きれ~にお持ち帰りしてくれてますから。
きっと、狙いを定めておいて、暗いうちにスコップとビニール袋なんかを持参して準備万端な状態でお持ち帰りしたものと推測します。
 
利用者さんに報告。
60代男性「盗ってきた花を植えて、きれいと思うて見るのが信じられん。花も嫌やろうねえ」
80代女性「昔から花泥棒に罪はなし、というけんどねえ・・」
 
花泥棒に罪はなし。かあ。
うーん。花を愛でる気持ちから出た盗人の行動には罪がない、という意味なのでしょうか。
 
どうも納得がいかないのでネットで検索。
 
罪にはならない、の解釈としては、
・「盗み見ても罪にはならない」
狂歌にあるのですが「桜を盗んだ男が捕まえられたが、出来のよい和歌を詠んだので許された」

と、ありました。
 
1つ目は大いに納得。許されるのは、お持ち帰りではなく、借景を楽しむ、ということですね。
2つ目は、よほど世に貢献してくれたら情状酌量というところでしょうか。
 
今回のは1つ目には当てはまらないので、2つ目に期待したいところです。
 
懲りもせず、シクラメン他、いくつかの苗を買い足しました。
また利用者さんが植えてくれました。
 
明日から玄関に出して診療所に出入りするいろんな方に見てもらいます。
でも、夜は玄関の中に引っ込めることにします。
ちょっと残念に思いますデス。
 
さて、通所リハビリでは、12月、この時季ならではの色々な活動メニューを展開しています。
明日からの3日間は、お正月用の門松作り(卓上用のミニ門松と、診療所用のでっかい門松を手作り)と、
お正月用のリース作りを予定しています。スタッフ一同、この週末はまたまた山や野に入り、ツタなどを採集。それぞれからもらったメールを集計すると、なかなか順調に集まったようで、準備もバッチリです。
 
22日(木)にはクリスマスパーティを予定。喜んでいただけるよう、スタッフ、身を張ります。演奏も今までにないバージョンでやってみます。キーボードとハープと三線と・・・どうなるんでしょう・・・
27日(火)はもちつき大会。利用者さんにも経験とパワーを発揮してもらって、一年を締めくくりたいと思います。
 
スタッフ*下村*