よその敷居を診療所に
訪問リハ、ありがたい事に毎日のように新規の依頼や相談をいただいています。
地域のケアマネさん、いつもありがとうございます!
みなみの風の訪問リハは、だいたい、2人の療法士が交代でうかがっています。
わたし(OT)と、もう1人はPT(美人で、若いのにしっかり者)です。
訪問リハを専属でやっている訳ではなくて、
外来リハをし、通所リハの訓練をし、訪問リハに出る。
なので、時間繰りの段取りを組むのになかなかまだ慣れず、
無駄が多かったりジタバタしたり(笑)
そのうち時間のやりくりもうまくなるんでしょうか??
訪問リハの現場は、当たり前ですが患者さんのお家です。
その方の歴史や生活がぎっしり詰まった場所です。
その場所に行かせてもらうということ。
比べるものではないですが、
診療所で患者さんが来てくれるのを待ってる自分と、
訪問リハでお家に行かせてもらう時の自分は、気の張り方というか、謙虚さというか、
なんでしょうか、なにかが随分ちがいます。
診療所での仕事を緩い気持ちでやっている訳ではもちろんないのですが、
絶対的な空間の違いがあるんだなぁと。
その方の生活も、歴史も、どんな生活を送りたいかという思いも、ご家族の様子も、
すぐそこに感じられる場所がお家です。
でも、本当に敏感にならないといけないのは、
そういうものを感じにくい診療所の中で仕事をしている時なんだなあと、
気付いたりする今日この頃です。
忙しくなると、ついこちら側のペースで動いてしまいがちです。
患者さんは医療機関では特に気を使うと思います。言いたい事の半分も聞けてないかもしれませんし、
患者さんのことを自分が思う以上に知らないのかもしれません。
縁があってドアをノックしてくれた患者さんを大事できる診療所になりたいなあと思います(´・ι_,・`*)