新しい事もやってみています

通所リハビリでは3時間(半日)×2単位(午前と午後は別)提供しています。
通所リハビリの内容は、身体機能を高めるような運動メニューと、もうひとつが、生活や楽しみ的な活動に関するメニューを2本柱にしています。
 
例えば、運動系のメニューのひとつに、30分毎に少人数のグループで開催される体操があります。
「ストレッチ」→「その日の体操①」→「その日の体操②」→「その日の体操③」→「その日の体操④」→「その日の体操⑤」という風に、順に流れていきます。どれに参加するかは、利用者さんに選んでいただきます。全部やってたら大変。わたし達でも倒れてしまいます。
体操の内容は目的別にいくつか用意していて、利用者さんの層を考慮してその日の体操を決めていきます。座位で行えるゴムチューブでの筋トレだったり、立位で行うバランス強化のトレーニングだったり、呼吸や発声のトレーニングだったり。
今月新たに導入したのは、骨盤周囲筋を強化するボール体操です。
体操を切り盛りしているのは介護士ですが、体操の内容を決めていく段階では理学療法士も入り、利用者さんの反応をみながら内容を修正していきますので、やってみるうちに形を変えて落ち着いた体操もあるし、消えた体操もあります。利用者さんがもつ疾患や障害の程度もさまざまなので、ご自分に合ったものをチョイスしてもらいやすいように、できるだけバリエーションをもって、効果的な体操を提供したいと思っています。
 
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このボールを使った体操も、今後やっていくうちによりいいものへと変化していきたいところです。
効果が出るような体操の仕方、意識をしたらよいポイントなどを利用者さんにお伝えできるよう、スタッフもお勉強は欠かせないと思っています。
 
継続しながらより良いものへと変えていく事と、新しい事ものを取り入れていく事と、両方ができればと考えています。今月は革細工もスタートします。革細工の専門店さんにご相談もさせていただきながら、先日はスタッフが試作品を作りました。試作をしてみて、利用者さんと行う場面を想像してあれこれと工夫を考えます。毎月やっていって、内容が充実していきますように。
 
下村