新春の遊び

利用者さんが若かりし頃は、知的な遊びをもって余暇を楽しむ習慣があったようです。
 
今日はお正月の風物詩とも言える【百人一首】や【かるた】【花札】【書き初め】などを通所リハの利用者さんと楽しみました。
 
百人一首のかるた取りは、もちろん、歌を覚えていないと成立しない遊びなので、何人の方ができるだろうと思ったのですが、利用者の皆さんの世代はよくご存知でした。しかも反応が速い。午前中は6人ほどの方が、静かな戦いをされていました。テーブルに広げて椅子に座って行いましたが、普段は椅子にたっぷりと腰をかけてもたれている利用者さんが体を前に起こして手を伸ばす、これだけでも貴重なことだと感じましたし、上の句を聞き逃すまいと集中して聞き入る表情も新鮮、下の句を解っていながら取らずに他の利用者さんが取るのを待っている優しさに感動したスタッフも。
 
花札は、遊び方が分からないスタッフ、説明書を読みながら進めるうちに、利用者さんが思い出してくれて、おかげで展開がスムーズに。花札のテーブルには男性陣が多く集まってくれて盛況でした。
 
書き初めは一斉にした訳ではないですが、テーブルに習字道具をセットしておくと、運動の合間に座って思い思いの言葉を書かれていました。「絆」「笑門来福」「平和」など。近いうちに階段ギャラリーに展示したいと思います。スタッフも書いたのですが、「婚活」のつもりが「結活」になっていて残念
 
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