通所リハ みなみの風通信9月号のお知らせ!

みなみの風通信9月号が完成しました。

◎8月の活動報告

  ・野草を摘んで押し花作り

  ・散歩再開に向けた訪問指導

◎9月の活動案内

  ・秋の運動会開催(3種目を曜日対抗で競います)

  ・聴覚障害の利用者さんへ手話通訳のボランティアさん開始(月1~2程度)

 

 

f:id:minaminokaze_cl:20200829094452j:plain

 

 二か月にわたり目標の再確認を行い、課題に向けて取り組んできました。個人差はあるものの、意識して取り組まれる方が増えたように思います。今月は曜日対抗の運動会を実施する予定です。楽しく体を動かせる内容を盛り込んでいます。

 リハビリの方では、目標に応じて必要であれば訪問指導も入れながら支援をしていきます。

 

 

通所リハ みなみの風通信のお知らせ!

 早いもので8月に入り、毎日暑い日が続いていますね!今年は夏の行事が中止になり、何か物足りなさを感じるところではありますが、暑さに負けない気持ちで過ごしていきたいと思います。

 以前、ニュースレターと題して通所リハビリの紹介をさせてもらっていましたが、この度6月より”みなみの風通信“と名前を改め、ご報告していきたいと思います。

 

 

みなみの風通信8月のご案内です!

○7月の活動報告 

・利用者さんと一緒に育てバジルやトマトを使って手作りピザに挑戦

・継続は力なり月間スタート!(7・8月と個々の課題、目標に取り組む月間)

   ⇒ポイントをためて達成すると景品がもらえるくじ引きを用意してます。

○8月の活動案内

・押し花作り

・はがき作り などを予定しています。

 

 

 

f:id:minaminokaze_cl:20200803125239j:plain

 

 7月から行っている✨継続は力なり✨月間をスタートして、個人の課題や目標を提示することで、気持ち新たに取り組む期間をもうけています。達成した際には景品をもらえるくじ引きができる・・・何が当たるか楽しみは最後にまっています(笑)

 今後も利用者さんの意欲に繋がる活動を提供していきます。

 

7月のお休み

7月 23(木)、24(金)日 は、祝日の為、当院は休診となります。

通所リハビリ、訪問リハビリも休みとなりますので、よろしくお願いいたします。

 

                       6月26日 院長 今井 稔也

新型コロナ発症から10日で退院

厚生労働省は6月12日、新型コロナウイルスに感染した人の退院と、宿泊療養の解除の基準を変更しました。当初は2度のPCR検査陰性がでなければ、何週間もの間、入院し続けていたものが、先月発症から14日間に変更され、今回さらに10日間に短縮されました。世界保健機関(WHO)が基準を変えた事などを受けて見直したのと、米国疾病対策センター(CDC)も同様の基準を設けている事がその根拠と思われます。

新しい退院基準は、発症から10日間経過し、かつ熱が下るなど症状が軽快してから72時間が過ぎればPCR検査なしで退院できるとしています。 また10日経過せずに症状がよくなった場合はこれまで同様、PCR検査を24時間以上間隔を空けて2回専属で陰性であれば、退院可能となります。 さらに無症状の場合は、陽性と判明した検査の検体採取日から14日経てば退院可能だったのを10日に改め、検体採取から6日経過後24時間以上間隔を空けて2回、PCR検査で陰性を確認できれば退院できるというルールを新たに設けました。

軽症者と無症状者の自宅や宿泊療養の基準は、退院の基準と同様です。WHOは5月に感染予防策としての隔離などの終了基準を見直しました。症状がある患者は発症から10日間経過し、症状がなくなってから3日間、無症状者は陽性となってから10日間としています。

 

このWHO、米国CDC及びそれを受けての厚生労働省の見解や、これまでのコロナウイルスの感染状況を勘案しますと、

  • 新型コロナウイルス感染者の8割程は、ほとんどが風邪症状で軽快する。
  • 新型コロナウイルス感染に感染し、いわゆる「風邪」症状になっても、本来コロナウイルスは風邪のメジャーな原因ウイルスだったので、少し長引いでも7日程度で軽快し、症状がなくなって3日経過すれば、約10日の経過で退院、つまり出勤や通学をしてもいい、という事になるので、言い換えれば、もう他者への感染力もない、という事でもある。
  • インフルエンザは、発症から5日かつ解熱してから2日程経過していれば出勤や通学はいいですよ、という基準がある。

これらの事から、新型コロナウイルスも、インフルエンザより少し長めの時間を要するものの、同じような見方ができるのではないかと考えられます。

 

ただ新型コロナウイルスの場合、無症状の潜伏期間が2週間程あり、気が付かないうちに感染し、いつ発症するのかわからない無症状のまま行動し、風邪症状が出始める頃に、感染力が一番あって、他者に感染させてしまう、という事があるので、世間ではみな、

「いつ感染しているかわからない、無症状であっても誰が感染者になるかわからない」という不安が払拭できません。この為ずっと人との距離をとり、握手やハグもしない、黙って食事をとり、飲みにも行かない。マスクは暑くても屋外であっても着用し、お店に入る時にはマスクはし続ける、という対応を取らざるを得ません。

「人の目」もあるので、やむを得ないでしょう。

 

でもどうなんでしょう。。 これまで生きてきて、「あ、風邪ひいたかな?」とか「インフルエンザかもしれない」という自覚をした事ってあると思います。そうした際に、わざわざ他者にうつそうと、積極的に人に向けて咳込むような事はしていないと思います。風邪をひいいた人自身も、そういう事をされた覚えはなくても、風邪をひいてしまう事はあります。大抵話を伺うと、「オフィスで、近くの席の方がずっと咳をしていた」などと、原因となったらしき人を見つけている事もありますし、全く身に覚えがない、という場合も多くあります。 風邪やインフルエンザがはやっていた冬場、注意をしていてもそうした事は起こっていると思います。

 

新型コロナウイルスに感染した=ほとんど死ぬ ではありません。もちろん重症化し、亡くなる方もいる中で、軽率な事を言う事はできません。 ですが、薬やワクチンが開発されれば、普通の生活が送れる、安心できる、それまでは怖くて外にも行けない、という状況なのでしょうか。 様々な報道やメディアを通じてのコメントや見解を聞いた上で、人々の気持ちがそういう方向に萎縮させられ、また「他者がマスクをしていない」などの行動に対して、過剰に反応する、というような風潮が、余計に暮らしにくさを助長しているようにも感じています。

 

「普通の日常生活」 それはマスクをしているとかしていないとかではなく、人々の感覚や人間同士の関わりが、元のようになれる、他者を許せ思いやれる、そうした本来の人の優しさを感じられる日々になってもらいたいと思います。

6月13日(土)は休診

2020年6月13日(土) は、都合により休診いたします。

外来診療及び通所リハビリ、訪問リハビリすべてお休みをいただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。

 

                           院長  今井 稔也

新型コロナウイルスは今、、

最近台湾やドイツなど海外から、Cov19は発症から1週間程度は感染力があるものの、それを過ぎると、濃厚接触をしても感染は起きない、という報告が多数でています。これを受けて、日本はこれまでPCR検査が2回続けて陰性にならないと退院できない、という基準でやっておりましたが、5月末には、発症から14日間経過していて、かつ3日間症状が全くなくなっていれば、PCR検査をしなくても退院してよい、という基準に変わりました。 これにより、全く症状がないにも関わらず、PCR検査で陽性が出ているがために、1カ月も2か月も退院、退所ができなかった方々が、自宅に帰る事ができるようになりました。

実際Cov19は、発症前2日ぐらいから感染力が出現し、発症後(8割は風邪症状で終わる)1週間程度で感染力がなくなってきています。 また感染初期にIgM抗体が上昇しはじめ、その後2週間程度経過すれば、感染の既往を証明するIgG抗体が上昇し始めます。

つまり、感染者は、病状が落ち着いて、肺炎などにはもう移行せず、かつ他者にCov19を感染させない、という事がおおむね満たされる為に、退院をしています。

 

これを考えると、昨日全く症状がなく、元気な野球選手から、IgG抗体が見つかったという事は、かなり前に感染していた(症状がなかったので、不顕性感染と思われます。)ものの、すでにIgG抗体が出現している状態であり、飛沫させるような激しい咳嗽などもない為、他者に対して感染させる危険性がある、という事は、ほぼないように思われるのですが、、。 ただこれに加えて念のためにPCR検査を施行した所、弱いものの陽性反応がでた、という事で入院になっています。  

そもそもPCR検査で陽性だった有症状の方々も、症状がなくなり発症から14日経過とともに、3日間無症状であれば退院できています。ここにはPCR検査は含まれません。なので、このPCR検査の結果をふまえて野球選手を入院としたのは、まだどういう経過を起こすのかがはっきりしていないから、念のために、という事なのでしょうか。

このPCR検査陽性も、反応は弱いようですので、疑陽性の可能性もありますし、また感染力のない死んだウイルスを測定している可能性も示唆されています。

 

 

感染が拡大し、それに伴って大勢の方が死に至る、という事は避けなければいけないと思いますが、毎年インフルエンザでは、5000人から10000人近い方がお亡くなりになっています。世界でも同じです。 これに対してCov19は、今900人規模です。 

殺傷能力はそれほど高くはないこのウイルスと、今後は1年を通してうまく付き合っていかれないか、そうする事で街の活気ある生活を取り戻し、スポーツの祭典や劇場での演劇などを楽しむことができるようになり、人々の意識が、「それ程恐れなくてもいい」というようになってもらえたらと願うばかりです。